
●10日、最近ネットで、日本を訪れた多くの中国人観光客がトイレの便座や電子炊飯器、ドライヤー、包丁などの生活用品を買いあさっているという文が大きな話題となっている。資料写真。
レコードチャイナ 配信日時:2015年2月11日 16時35分
http://www.recordchina.co.jp/a102288.html
中国人が日本でトイレを買いあさる現象、
背後にある深い要因―中国メディア
2015年2月10日、最近ネットで、日本を訪れた多くの中国人観光客がトイレの便座や電子炊飯器、ドライヤー、包丁などの生活用品を買いあさっているという文が大きな話題となっている。
なかには、わざわざ外国にまで行って、こんなものを買うなんて、中国製品の面目は丸つぶれだと驚きや嘆きの声をあげる人々もいる。
一方では、中国製品を馬鹿にしてはいけない、これは中国消費者が盲目的に海外ブランドを追い求める心理状況によるものだという意見も見られる。
個人的には、この奇妙な現象の裏には、恐らく別の深い要因があるのではないかと考えている。
人民日報が伝えた。
当然、中国にもこういった生活用品は販売されている。
では、なぜ日本にまで行って買うのか?
この便座は普通の便座ではない。
温水洗浄や便座が瞬時に温まる機能を備えた抗菌仕様の先進的な便座だ。
炊飯器も独特の素材と技術を使ったもので、これで炊いたご飯はまるで水晶のようで、釜にこびりついたりしない。
ドライヤーはナノテクノロジーが使用され、髪をつややかに潤す。
セラミック包丁は通常の素材の包丁に比べて60倍の耐久性を持つ。
こういった事実から、現在の一部の中国消費者の需要がよりアップグレードしていることが見て取れる。
これらの層は、「使える」という普通のレベルの商品には満足しない。
「便利」で「耐久性に富んだ」商品を求めており、さらにそれらの商品がもたらす
付加価値を「楽しんでいる」
のだ。
現在、中国は模倣型・画一的な消費段階を基本的に終え、個性・多様化した消費が主流になりつつある。
日本で生活用品を買いあさる中国人は決して少数派の富裕層ではない。
むしろ日増しに拡大している中所得者層である。
便座を買いあさる現象はまさにこれらの人々の消費ニーズが国内の商品では満たせなくなったことを示している。
さらに、供給する側から見ると、
★.中国はすでに商品供給不足の時代を終えている。
また総量から見ると、一部の伝統産業の供給能力は需要を大幅に上回っている。
多層的な消費者、特に中・高所得者層の需要を引き出し、それを満足させるには、供給の革新が必要だ。
世界には斜陽産業は存在しない。
あるのは、斜陽企業だけだ。
技術と理念を革新させることができなければ、時代の流れに追い付けず、製品も衰退していくだろう。
供給の革新は国内の消費者の需要のアップグレードを満たすだけでなく、経済の成長を牽引し、モデルチェンジ・アップグレードを促進させることにつながる。
このように、単なる便座は、
「いかに、供給の革新によって消費の需要を引き出すか?」
という大きな問題を突きつけた。
企業は、最も付加価値の高いスマイル・カーブの両端を掌握し、高品質のブランド商品を提供するべきだ。
土地や労働力などのコスト面の強みを利用した製造業は利益率が低く、経済の「新常態」(ニューノーマル)を迎えた今、持続不可能になっている。
我々は先進諸国の製造業の先進的なところを参考にし、研究開発に取り組み独自の知的財産権を有し、技術を高めることに力を注ぐべきだ。
また、販売面においても努力し、 ブランドを打ち立て、その名を世界中に知らしめるべきだ。
これは、非常に険しい道ではあるが、この道を通らなければ企業をバリューチェーンの付加価値の高い方へと押し上げることはできない。
また、これでしか国内消費者の消費のグレードアップのために、より多くの選択肢を提供することはできないだろう。
中国政府は、供給管理能力を高めることで供給の革新を促進させるべきだ。
改革によって、個人や企業の創造力を十分に発揮させ、大衆創業や革新的雰囲気を打ち立て、効果的な供給を拡大し、経済の活力を活性化させる。
同時に、市場の法令を完備し、知識財産権を保護し、公平な競争による市場環境を築いて、海賊版・コピー製品を取り締まり、革新に原動力や見返り、保証をもたらすべきだ。
中国製品は日本の便座に「盲点」を突かれたと主張する人もいるが、我々が圧力を原動力に変えて、絶えず供給の革新を行い続ければ、遠くない将来、中国製の便座が大きな「売り」になることを信じている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年2月11日 1時29分
http://www.recordchina.co.jp/a102287.html
中国製品は、なぜ日本製品のような品質を生み出せない?
国営メディアの“激励”に、
「はき違えるなよ」
「われわれが真剣なのは…」―中国ネット
2015年2月8日、人民日報の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)は、中国人がこぞって日本製品を購入している現状について、
「中国の製造業はモデルチェンジを」
と訴える書き込みを行った。
書き込みは、
「電動カミソリから水筒、炊飯器、温水洗浄便座まで、日本製品は中国人観光客の間で大人気だ。
気まずい思いをするのと同時に、われわれは反省すべきである。
誇るべき中国製品は、どうして日本製品のような品質を生み出せないのか?
中国製品は永遠に“安かろう悪かろう”の代名詞であってはいけない。
自らが新しいものを創り出してこそ、シェアを獲得することができ、尊敬を集めることができる。
中国製造業はとっくにモデルチェンジの時期を迎えている」
としている。
これに対して、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。
「やっぱり日本製はモノが違う」
「そう叫び続けていったい何年になるんだ?」
「こんなところで呼びかけ、奨励するだけでどうにかなるのか?
そんなことより、政府にきちんと仕事させろよ」
「日本では食の問題を心配することはない。
果物はたとえ洗わなくても中国のものよりは100倍きれいだと思う。
日本では政治に興味を持っている人はほとんどいなくて、自分の生活の安定を第一に考えている。
出かけるときも迷う心配はない。
日本人に聞けば誰だって助けてくれ、断られることなんてない。
一方、中国はどうだろう?
こんな日本に追いつけると思いますか?」
「『誇るべき中国製品』ってのは間違いだろ」
「中国製品にいつ誇りを持てたんだよ?
バカじゃないの?」
「国内の製品が安心なものなら、誰がわざわざ日本で買うかよ!」
「中国人が日本で買う製品の多くは中国製だし、実際に中国で売っているものもある。
それなのにどうして日本で先を争って買うのか。
言わなくてもわかるだろう」
「はき違えるなよ。
中国人が日本で購入するのは“新しいもの”ではなく、“安心”や“良心”や“責任感”だ。
これらは国内では今のところ買いようがない」
「日本は真剣にものづくりをしている。
われわれが真剣になっているのは金もうけ」
』
『
サーチナニュース 2015-01-27 14:09
http://news.searchina.net/id/1558981?page=1
日本製家電に苦渋の脱帽!
「すごすぎる。作れない」と中国人技術者
中国人経済評論家の呉暁波氏は、日本を訪れた際、多くの中国人客が日本製品を争って買い求める姿に接した。
そこで、中国の大手家電メーカーで、炊飯器販売では全国トップの「美的(Midea)」の技術者に尋ねた。
「日本製炊飯器は、本当に神秘的なほどすごいのですか?」。
技術者はしばし沈黙。
そして厳粛な顔つきで答えた。
「われわれは、どうすればよいか分かりません」――。
呉氏は、中国の大手ポータルサイト「新浪網」で、日中の家電製造業の差を指摘する文章を発表。
日本製品には高度な技術が詰め込まれている
と指摘し、表面的に表れる機能や品質のすばらしさは「氷山の一角だ」と論じた。
炊飯器の場合には、精密な電子制御がある。
ヘア・ドライヤーはプラズマクラスターイオンの技術が採用されている。
そのため、使用後の髪がなめらかになる。
セラミック包丁はステンレス包丁と比べて耐久度が60倍。
切れ味は全くことなる。
超音波技術を用いた電動歯ブラシは、ドイツ製と比べて半分程度の重さで、アジア人の口にもよくマッチする。
「美的」の技術者によると、同社幹部が日本を訪れた際、電気炊飯器を購入して持ち帰り、技術者研究させた。
実際に米を炊いたところ、水晶のような飯が炊きあがった。
粘り気も適切で「実にすばらしかった」という。
内釜の素材に大きな技術刷新が込められていること
は分かったが
「どうすればよいのか、方法を探しあてられない」
のが現状という。
技術者は「われわれには、できない」と認める前に、3秒間ほど沈黙した。
重苦しい沈黙だった。
しかし極めて誠実に、日本と中国の間の大きな技術格差について語ったという。
中国人の間では、洗浄機能付きの便座も人気だ。
呉氏は最近になり沖縄を訪れたが、那覇空港では、30人ほどの中国人団体客が洗浄機能付きの便座に殺到。
1人で5個も買う人が3人はいた。
店員は
「中国人団体客がいらっしゃれば、確実に売り切れてしまいます」
と説明したという。
経済評論家である関係で、呉氏には製造業企業を経営する知人も多い。
彼らは改革開放が本格化した90年代から「のし上がった」企業人だが、それから
20年が経過した現在は「かつてない苦境にあえいでいる」
という。
呉氏は、中国の製造業者が置かれている問題点を3つに整理した。
まず、
★.コスト面での有利さが消えた。
中国には広大な土地、大量の労働力がある。
税制でも優遇された。
これがコスト面の有利さを生み出したが、現在では各方面の費用が上昇し、コスト・パフォーマンスの優位性も「薄皮1枚」になった。
呉氏は、
★.中国企業がコスト面で有利だった一因として
「環境保護になんの責任も負わなかった」こと
も挙げた。
呉氏によると、中国企業は、広域・多層な販売ネットワークのピラミッドの構築で強みを示した。
★.しかし、インターネット通信の発達で、かつての販売網は「1晩にして瓦解」状態になった
という。
製造業界はさらに、長年にわたって「構造改革」が叫ばれていたにもかかわらず、何の手も打たなかった。
最近になり、スマートデバイス、3Dプリンター、ロボットなど、新たな概念が「きらめくピーターパン」のように天から降ってきた。
新たな商品を生み出す「手立て」になるはずだが、50代、60代になってしまった企業家は
「理解できているような、できていないような」
状態で、活路を開くことはおぼつかない。
「座して死を待ち、死を恐れて変革できない」状態
になってしまった。
呉氏は、那覇空港で日本製品に殺到する中国人客の姿を、改めて思い浮かべた。
そして、
「中国の現在の中産階級は、理性的な消費行動者の中堅」
と指摘。
彼らが衝動的に購買行動を起こすことはあまりない。
広告に動かされることも少ない。
「品質本位で、安くてよい品を選ぶ」特徴がある。
本来ならば、このような消費者の一群が発生したことが、製造業者の「モデルチェンジをし、アップグレードする転換点」をもたらすきっかけになるはずだ。
呉氏は、
「メード・イン・チャイナが明日を築けるかどうかは、人々の心を動かす製品を作ること、
中産家庭にとって海外に行って洗浄機能付き便座を買う必要がなくなるかどうかにかかっている。
他にはない」
と断言。
呉氏は、産業に繁栄をもたらすのは「技術と理念と刷新」と指摘。
中国では家電業界を「もはや時代遅れの産業」とする見方があるが、呉氏は
「世に斜陽産業というものは存在しない。
あるのは斜陽の企業と斜陽の人だけだ」
と主張した。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年1月27日 14時13分
http://www.recordchina.co.jp/a101382.html
日本製並みの炊飯ジャーは中国では開発できず、
日本企業は流出恐れ技術封鎖―中国メディア
25日、中国ではいまだ日本製と同等の電気炊飯ジャーを開発できていないが、日本企業は中国に対してその開発技術を漏らさないよう対策し始めている。
2015年1月25日、中国メディア・一財網は経済評論家の呉暁波(ウー・シャオボー)氏のコラムを掲載した。
中国ではいまだ日本製と同等の電気炊飯ジャーを開発できていないが、日本企業は中国に対してその開発技術を漏らさないよう対策し始めている。
呉氏は自身の興した藍獅子出版センターの年度総会のため日本を訪れた際、出席者の何人もが「日本で炊飯ジャーを買う」と口にしているのを聞いた。
なんと6個も買う強者もいた。数年前に訪れた秋葉原でも購入した炊飯ジャーを手にする中国人観光客を何人も見たことを思い出しながら、「日本の炊飯ジャーは本当にそれほど素晴らしいのか」といぶかしく思ったという。
その後、広東省に本部を置く家電メーカー「美的(メイディー)」で講習を行った際、付き添ってくれたエンジニアにそうした疑問をぶつけてみたところ、日本製炊飯ジャーの技術力の高さを教えられ、
「自分たちも日本に行く機会はあるが、上層部の者から日本の炊飯ジャーを買ってくるように頼まれることがある」
と打ち明けられた。
「美的」は1981年創業のメーカーで、日本企業から炊飯ジャーのファジィ技術を導入し、1983年から生産し、国内シェアをリードする存在となっている。
ところが、ここ数年は日系メーカーとの関係に変化が生じているという。
日本企業は新たな技術を応用した製品を開発すると同時に、中国企業に技術を輸出しなくなりつつある。
また、そうした製品を中国向けに販売しなくなっており、
メード・イン・チャイナの「市場を技術に換える」というこれまでの戦略が使えなくなっている。
』
『
サーチナニュース 【経済ニュース】 2015/01/28(水) 06:32
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0128&f=business_0128_009.shtml
洗浄便座に炊飯器
・・・日本で中国人が「こぞって購入」の現象=中国メディア
中国メディア・浙江新聞は25日、中国の経済ライター・呉暁波氏による評論記事を掲載した。
呉氏は、中国人の多くが日本で炊飯器や洗浄便座を購入する“現象”について取りあげ、中国国内の製造業界が抱える問題点について論じた。
文章はまず、自らが携わる出版団体の年次総会に出席するために沖縄県・那覇市へ行ったさい、1人で電子炊飯器を6個購入した同行者がいたことを紹介。
同時に、中国国内メーカーのエンジニアに日本の電子炊飯器について分析してもらったところ、内がまに中国企業には真似できない技術があることを指摘されたというエピソードを明かした。
そして、かつては中国メーカーと協力関係を築いてきた日本企業が近年慎重になり、技術輸出をしないばかりか製品すら外国向けに販売しないという話を挙げ、
「メイド・イン・チャイナが進めていた『市場と技術を交換する』という戦略がもはや効果を失った」
と解説した。
また、同行者たちは電子炊飯器だけではなく、ドライヤー、セラミック包丁、保温マグ、電動歯ブラシもこぞって買っていたこと、さらには3人で5個の温水洗浄便座を買って帰ったことを紹介。
電子炊飯器は粒だったご飯が炊け、釜にこびりつかないか、ドライヤーはパサパサにならずに乾燥させられるか、包丁はいかに力をかけずに切れるか、便座はいかにあらゆるお尻をきれいにかつ心地よく洗うか、といった哲学があるとしたうえで、
「いずれも既存の産業だが、斜陽業界かどうかは技術と概念の革新の有無によって決まる。
世の中に斜陽産業などなく、斜陽の企業と人間がいるだけなのだ」
と論じた。
日本製品をこぞって購入した若い同行者たちは中国の中産階級で理性を持った消費の要であるとし、
「騙されないし、広告では簡単に心を動かされない、廉価で質の良い商品、さらには性能を重んじる、新技術や新体験を求める人びと」
と形容。このような消費者の出現が、製造業がモデルチェンジを図るターニングポイントになるのだとした。
そして最後に、「メイド・イン・チャイナ」の今後は
「人の心を動かすような商品を作りだして、われわれのような中産階級の家庭が海を越えて便座を買いに行かなくて済むようにできるかどうか、という点のみにかかっているのだ」
と締めくくった。
』
『
サーチナニュース 【経済ニュース】 2015/02/03(火) 06:36
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0203&f=business_0203_009.shtml
これぞ日本企業の精神!
「すべては技術と理念の刷新にかかっている」と有識者=中国メディア
中国人経済評論家の呉暁波氏はこのほど、日本のタオル・メーカー「ホットマン」とその製品を絶賛する文章を発表した。
人件費の安い国に生産拠点を移すという風潮に追随せず、ひたすら高級品質を追及したと指摘。
顧客から「20年使っても新品同様」との声が寄せられているとして、
「世に斜陽産業というものは存在しない。
あるのは斜陽の企業と斜陽の人だけだ」
との主張を改めて繰り返した。
呉氏はまず、しばらく前に発表した、日本製の炊飯器や洗浄機能付き便座を論評した文章に対して、大きな反響があったと紹介。
多くの読者が、物づくりに対する日本人の「純朴な哲学」を詳しく論じたり、敬服したりしたという。
呉氏はその上で改めて、
「ならば世界には、20年以上使っても型がくずれず、柔軟性や弾力性も新品同様のタオルがあるのです。
あなたは信じられますか」
と、改めて読者に問いかけた。
呉氏が紹介したのは、東京都青梅市に本社を置く「ホットマン」という企業だ。
まず、同社の創業は140年以上前で、当初から繊維製品を扱ってきたと紹介。
さらに、日本では1970年代になっても、タオル業界は(技術面などで)それほど発展していなかったが、同社は欧米と同様な高級タオルを生産することを目標にしたと紹介した。
呉氏は日本で名声を勝ち得た企業の典型的なパターンのひとつとして、歴史はあるが、過去の一時期に品質面で世界に遅れを取っていることを痛感し、追いつき・追い越すことを目標に、長年にわたり努力を続けたホットマンに注目した。
さらに、日本における経済環境について
「人件費が極めて高いことは、皆が知っていることだ。
だから、多くのアパレル・メーカーは工場を人件費が安い国に移した」
と紹介。
ホットマンの違ったところは、安直に価格競争に乗り出すのではなく、
「一貫して、高品質の製品を追及した。
原材料にも徹底的にこだわった」、
「“メイド・イン・東京”を貫いた」、
「実験と検証、改善を繰り返した。
素晴らしいデザインに加え、吸水性の優秀さ、耐用性や柔らかさを兼ね備えたタオルを生み出した」
と論じた。
呉氏は、ホットマンのタオルが利用者から強い支持を得ていると強調。
多くの顧客が、
「子どもの時から20年も使っている自分のタオルが、柔軟剤も使っていないのに、何度洗ってもごわごわになったりしない」
と表明していると紹介。
さらに、同社のホームページには
「赤ちゃんの時から使っていたタオルを思い出の品として、お嫁入りの時に持って行きましょう」
といった文言があったと、驚きを込めて伝えた(編者注:サイト更新のため、現在はない)。
呉氏は、ホットマンの過去を振り返り、現状を紹介した上で、
「これぞ、日本の製造業者の地に足がついた精神!」
と絶賛。
前回の文章で称賛した洗浄機能付き便座もタオルも含め、
「いずれも、いわゆる伝統産業だ。
しかし『夕暮れ時』や『利を得ることができない』状態にはなっていない。
技術と理念により刷新していくことに、すべてはかかっている」
と評価した。
呉氏は文章の結びの部分で、持論である
「世に斜陽産業というものは存在しない。
あるのは斜陽の企業と斜陽の人だけだ」
との主張を改めて書き添えた。
』
『
サーチナニュース 【経済ニュース】 2015/02/08(日) 06:46
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0208&f=business_0208_001.shtml
日本の製造業から見える 「中国が進むべき道」=中国メディア
中国メディアの参考消息は6日、
2014年に日本を訪れた中国人外客数が前年比82%増の約220万人に達した
ことを紹介する記事を掲載、
「なぜ中国人は日本で買い物をするのか」
と論じる記事を掲載した。
記事は、日本を訪れる中国人客は鉛筆やナイフ、アイマスクといった小物から、電気炊飯器や旅行用トランクといった大きな物までありとあらゆる商品を日本で購入していると伝え、
中国人による“爆買い”
は日本国内の商業施設における独特な光景
になっていると伝えた。
さらに、日本の家電メーカーが相次いで芳しくない業績を発表し、「日本製」のブランド力も低下しているように見えるとしつつも、中国人客はナイフや温水便座などをわざわざ日本で購入しているとし、
「日本の製造業が今なお強さを保っていることを示す証拠だ」
と論じた。
さらに記事は、中国人が日本で“爆買い”する理由は
「免税対象の拡大や円安という要因もあるものの、
重要な要素は日本で売られている商品の品質が高いから」
とし、
★.消費者のことを考えて設計されたデザインや品質の高さこそが最大の理由
と指摘。
続けて、日本人が作る商品にはさまざまな配慮を感じ取ることができるとしつつ、
★.日本人はなぜ日用品ですら高い品質で、
精緻に作り上げることができるのだろうか
と疑問を呈しつつ、日本の製造業から「中国の製造業が将来的に進むべき道が見える」と主張した。
』
『
サーチナニュース 【経済ニュース】 2015/02/18(水) 06:32
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0218&f=business_0218_008.shtml
日本人のあくなき「品質追求」 世界に誇れる日本製品=中国メディア
中国メディアの網易旅遊は12日、中国人観光客が日本で電気炊飯器などを大量に購入していると紹介したうえで、日本製品の魅力を探る記事を掲載した。
記事は、日本の観光庁のデータを引用し、2014年7月から9月にかけて訪日した外国人客の消費額は前年同期に比べて41%増の5505億円に達し、うち中国人客の消費額は同70%増と大幅に伸びたことを紹介。
続けて、日本で販売されている製品の多くは実際には中国製だと指摘しつつも、
「円安や免税、日本企業の製品という信頼感などといった要素こそ中国人客の消費が伸びている理由」
と論じた。
続けて、中国で数年前に反日デモが起き、日本メーカーの自動車が破壊され、一時は日本製品の不買運動の呼びかけもあったことを紹介する一方、
「時間が経過してみると、コストパフォーマンスの高さが反日感情を圧倒した」
と指摘。
爪切りから髭剃り、電気炊飯器にいたるまで、日本の製品は中国人消費者にとっては今なお信頼の証である
ことが分かると論じた。
また記事は、ソニーやシャープなど日本の電機メーカーが業績面での苦戦が続いていることを指摘し、多くの中国人が
「日本がかつて誇りとしていた製造業はすでに斜陽となった」
と考えているとする一方、
「日本の製造業全体が斜陽産業になったことを意味するわけではない」
と主張した。
さらに、日本の製品は目に触れないだけで、いつも中国人の生活に大きな影響を与える存在だと指摘し、ノートパソコンや自動車、液晶ディスプレイなどには日本の企業が生産する基幹部品が数多く搭載され、そういった分野で日本企業が世界的に大きなシェアを有していることを紹介。
また記事は、日本企業は今なお高い研究開発能力を有しているとしたほか、たとえ1つのネジであっても精魂込めて高い品質の製品を作り上げる「匠の文化」が日本には存在すると指摘し、
「こうした匠の文化があってこそ世界に誇れる日本製品が存在できる」
と称賛したうえで、細部にこだわり続けるからこそ、
日本人の「品質の追求」は終わりがない
のだと論じた。
』
『
サーチナニュース 2015-01-22 06:02
http://biz.searchina.net/id/1558225
「ジャパン・クオリティ」を歓迎!
・・・キヤノンのカメラも「日本製」が中国人には喜ばしい=中国メディア
中国メディアのIT之家は16日、円安の進行を背景に日本の電子機器メーカーの多くの生産拠点を「日本に回帰させている」とし、キヤノンも日本国内での生産比率を高める計画だと報じた。
記事は、キヤノンの広報担当者の発言を引用し、円安の影響のもとキヤノンは3年以内に日本国内におけるカメラやプリンター、コピー機の生産比率を増やすと伝えた。
さらに、保守的に見積もっても日本国内の生産比率は現在の40%から60%にまで引き上げられる見込みだと紹介した。
続けて、キヤノンだけでなく、パナソニックやシャープも一部の製品について海外から生産拠点を日本国内に移し、コスト低減を進めることを検討していることを伝えた。
記事は
「品質という視点から見た場合、キヤノンが日本国内の生産比率を高めることは多くの消費者にとって喜ぶべきこと」
と伝え、さらに
「周知のとおり、日本で生産された製品は細部にいたるまで質が高い」
と指摘し、細部へのこだわりこそカメラにとっては重要なことと主張。
続けて、キヤノンが日本でカメラの生産比率を高めれば、中国の消費者も
キヤノンの「Made in Japan」のカメラ
を手にする機会が増えることになるだろうと喜びを示した。
』
参 考
========
『
サーチナニュース 2014-12-26 22:21
http://news.searchina.net/id/1555177?page=1
日本人は徹底している!
「スワロフスキー便器」の豪華さに、驚愕する中国ネット民=中国版ツイッター
リクシル(LIXIL、本社・東京都江東区)は22日、日本における温水洗浄便座発売50周年を記念して、大阪のショールームで宝飾ブランド「スワロフスキー」のクリスタルガラス・エレメントをちりばめた便器「デコサティス」の展示を始めた。
日本在住で「現地情報を伝える」ことを目的に微博(ウェイボー、中国版ツイッター)への投稿を続けている「微博本地資訊博主(日本)」さん(アカウント)が同話題を23日付で紹介すると、さまざまなコメントが寄せられた。
同便器はPR用で販売はしないが、リクシル広報部によると「価格をつけるとすれば1000万円程度になる」という。
展示場所はグランフロント大阪(大阪市北区)の同社ショールームで、年末年始の閉場はあるが、1月6日までの展示だ。
同“つぶやき”に寄せた中国人のコメントは、多くが驚きを示すものだった。
絵文字や「・・・」だけを記したユーザーも多い。
「なんてことだ。だれが座っても便意喪失だ」、
「出てこないと思うよ」、
「日本は大便をするにも徹底的だ」、
「カネがあれば、お気に召すまま」
などの、書き込みも多い。
ただし、
「日本がこの手の便器を生み出して、人々の尻を保護することになった。
日本で直腸がんになる人は大幅に減少した。
科学技術が生活を変えた」
といった書き込みも寄せられた。
日本では結腸がんと直腸がんを合わせた大腸がんの患者数が大幅に増えつつあり「直腸がんになる人は大幅に減少した」との主張には根拠がないが、「科学技術が生活を変えた」と、日本企業の活動を高く評価しての書き込みと考えてよい。
また、温水洗浄便座を開発したのは日本ではないが、中国のインターネット・ユーザーには、温水洗浄便座が日本人の手による商品として高く評価されていることが分かる。
**********
◆解説◆
温水洗浄便座については、機能性や快適さなどによる商品価値も重要だが、水を用いる電気製品であり、しかも「肌の一部を露出させて使用する」との特性からも、高い安全性が求められる。
外国製の初期の温水洗浄便座では、温水の温度が高くなりすぎて利用者が火傷する事故もあった。
中国・広東省では2013年8月、高級住宅内に据え付けられた温水洗浄機能付トイレが爆発した。
それ以前にも安徽省合肥市、同省阜陽市、浙江省寧波市などでも温水洗浄機能付トイレが爆発した記録がある。
リクシル広報部によると、日本では全世帯の76%に温水洗浄便座が普及したとの政府調査がある。
安全性の問題については
「事実をそのままお話しすれば、家電製品だということは認識していただきたいと、知識の普及を行っている」
という。
「便座が暖まらない、通電しない、温度が異常」
などの現象があった場合、
「便器としては使い続けることができてしまう」
ことが問題で、
「そのままにはせず、点検を行っていただきたい」
とのことで、放置した場合
「爆発するかどうかはともかく、火を噴いたりするなどの事故の可能性がゼロとは断言できない」
からという。
リクシルとしては、今後もよりよい製品を世に出すと同時に、海外市場については、その地域の人々の生活により適合した製品を開発したいとの考えだという。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年2月25日(水) 5時44分
http://www.recordchina.co.jp/a103063.html
本当の“製造大国”は中国ではなく日本かドイツ、
その心は?
=中国ネット「パクリに次ぐパクリ」
「中国人が分かっていないのは…」
2015年2月22日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、
「中国は製造大国ではない」
とする書き込みが登場し、ネットユーザーの注目を集めている。
書き込みは、中国人民大学国際貨幣研究所副所長でエコノミストの向松祚(シアン・ソンズオ)氏によるもので、
「われわれは『製造大国』を自認してはならない。
一番の製造大国は、ドイツか日本だろう。
★.中国はせいぜい『加工大国』か『組み立て大国』だ」
と指摘。
「数千万の自動車の中にいくつ中国メーカーがある?
世界のブランド品の中に中国発のものは?
パソコンのチップやOSは?
中国人の金持ちは、便器やシャワーも中国ブランドのものは買わないだろう」
としている。
これに対して、ネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。
「私たちがいつ自認した?
今、自国を褒める中国人がどれくらいいるというのか」
「我々には足りないところもたくさんあるが、ブランドがすべてではない」
「車は比亜迪(BYD)、携帯は華為(ファーウェイ)がある」
「製造工場が多ければ製造大国と呼べるんじゃない?。
強国とは呼べないけど」
「相手は工業化して100~200年。
こっちは30年。
『加工大国』や『組み立て大国』になれただけで十分すごいこと」
「言いたいことは分かるが、問題をごちゃ混ぜにしないでもらいたい」
「確かにその通りだ。
核心技術が少なすぎて、パクリに次ぐパクリ」
「中国はインドネシアやフィリピンと同類。
低い労働コストだけが売り」
「実情。
中国人にはこれが分からない。
中国の製造業を見て、自分たちが作り出していると思っている。
しかし、実際は設計から材料、生産ライン、指導員まですべて外国から来ている」
「中国が創造大国になることを期待する」
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年3月1日(日) 7時28分
http://www.recordchina.co.jp/a103321.html
中国の製造業界が目指すのは、便座よりもレベルの高いもの
=中国紙が人気報道を批判―米紙
2015年2月27日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、中国紙・環球時報が、中国人が日本でウォシュレット付き便座などを大量に購入しているという報道を批判する記事を掲載した。
ウォール・ストリート・ジャーナルが26日に報じたところによると、中国紙・環球時報は、中国人が日本でウォシュレット付き便座などを大量に購入しているという報道を批判する記事を掲載した。
報道によると、
★.中国人が日本で高級な便座を大量に購入していることは、
中国が過去2年にわたって日本製品をボイコットしてきたことに対する当てつけである
としている。
★.日本の高機能付き便座は、
「人間味があり知的で洗練されたデザインである」
と認めた上で、中国人に人気であることを伝える報道は誇張されている
と批判している。
また、かつて日本は家電市場を支配していたが、現在、好調なのは便座と炊飯器だけであり、日本の家電業界の衰退を示していると述べている。
さらに、
高機能付き便座は中国の製造業界が目指すものではない
と述べている。
』
『
サーチナニュース 2015-03-02 00:29
http://news.searchina.net/id/1563363?page=1
「努力もしないで近道しようとばかり考える『中国式イノベーション』」
・・・中国メディアの評論記事にネット民から反発の声=中国版ツイッター
中国の経済系メディア・財経網は2月26日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、同国メディアの環球時報が
「日本の便座はメイド・イン・チャイナの目標ではない」
と題した評論記事を発表したことを紹介した。
ツイートは、環球時報の評論記事について
「もし中国企業が、日本の便座をパクるようなことがあれば本当の恥さらしだ。
中国の製造業はもっと大きな野心を抱き、独自のイノベーション能力を持たなければならない
……もし常に他人の道を追いかけるのであれば、われわれは永遠に追従者に甘んじることになる」
と要約して紹介した。
環球時報は、中国人が日本に行って日本の便座を買いあさるのは
「中国にとって光栄なことではない」、
世界の家電業界の覇者だった日本が便座や炊飯器を売るのは「落ちぶれ」である
とした。
また外国製品を買う中国人を責める理由がないとする一方、国産品の購入が「国のために簡単にできる個人的な貢献」であるとし、中国製造業の成長によって日本製品との良い競争を生むことが両国にとって良いことであるとも論じている。
この評論記事に対して、中国のネットユーザーからは
「尻は口をきかないが、尻の上にある脳みそは考えてる。
国産の便座がほんとうによければ、とっくに日本人が中国に買いに来てる」、
「まるで中国が日本に勝る便座が作れるような言い方しやがって」、
「能力があって作らないのは愚か。
能力もないくせに『自分は作らない』と言うのも愚か」、
「今の(中国の)イノベーションは、ハッキリ言って努力もせずに近道ばかり進もうとしているもの。
日本やドイツが数百年の努力で積み重ねてきたものなど、私利私欲を貪るどっかの党が理解できるものではない」、
「パクリ民族は、追従者になれれば御の字」
といったコメントが寄せられた。
また、
「中国はリソースの使い方が非合理的。
生産過剰な不動産業界はさっさと別の業界に分配すべき。
全国が上から下まで利益のことしか考えていない。
国のマクロ調整にも問題がある」、
「中国製造業の目標は、小さな製品をしっかり作るところから始めるべきでは?」
といった冷静な意見も出た。
コメントを寄せたユーザーのほとんどは、環球時報の評論に対して批判的な態度を示した。
「イノベーションが必要なのは環球時報」
とするユーザーも。
単なる外国崇拝ではなく、使いやすいもの、良いものを求める市民の純粋な要求が大きな高まりを見せていることが伺える。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年3月1日(日) 8時12分
http://www.recordchina.co.jp/a103336.html
「日本の便座を神格化する必要はない!」と、
日本を援助した中国自慢の技術を紹介
=「よく言った!」
「これには励まされた!」―中国ネット
2015年2月27日、中国メディアの観察者網が、日本の便座を神格化する必要はなく、福島原発事故の際には中国のポンプ車が日本を援助したことを指摘する記事を掲載した。
記事では、最近中国メディアが日本へ行った中国人旅行客が洗浄機能付き便座を競うように買いあさっていることに言及。
しかし、実際には工業技術の面で中国は日本に劣っていることはなく、
「多くの人は知らないが、福島原発事故の際に、日本はわが国の三一重工のポンプ車による援助を頼んできた」
と指摘。
これは「中国工業が日本を超えた歴史的な一幕だ」と自賛した。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「これには励まされた!」
「ついに知恵のある人物が現れたか!」
「よく言った!
中国は外国品崇拝者が多すぎるんだよ!」
「これはいい記事だ!
日本や西側がいかにすごいかというニュースばかりで、こういう記事が少なすぎる。
日本の便座がそんなにいいものなのかよ!」
「日本のエアコン、テレビ、洗濯機などはとっくの昔に中国に追い越された。
便座なんて日本人が自らを慰めるものにすぎない」
「わが国民は前世紀からずっと劣等感を持っているからな」
「長く日本に対してひざまずいてきたからな。
立つこともできなくなってしまったのだ」
「でも客観的に見ると核心技術ではまだまだ劣るのだが」
「自分を卑下してはならないが、おごり高ぶってもならない。
エンジンやベアリング、材料学などではまだまだ劣っている」
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年3月9日(月) 6時20分
http://www.recordchina.co.jp/a103650.html
日本の技術力は退化している、
中国人を引きつけられるのは便座だけ―露メディア
2015年3月4日、環球網によると、ロシアのスプートニクスニュースは3日、
日本の技術力は退化しており、中国人の購買欲を刺激できるのは温水洗浄便座だけだ
とする記事を掲載した。
英デイリー・テレグラフは、中国人観光客が日本のハイテク技術を駆使した温水洗浄便座をこぞって購入していることを中国メディアが批判的に伝えたと報じたが、春節(旧正月)の大型連休中に日本を訪れた中国人観光客の多くがバス・トイレ用品を購入しており、1台2000元(約3 万8000円)を超える便座も含め、その消費額は総額40億元(760億円)に上った。
日本は長年にわたって生活用品市場を独占してきたが、
現在中国人にとって注目に値するのは日本製の炊飯ジャーと温水洗浄便座程度で、
日本の技術は退化していると映っている
という。
中国メディアの批判的な報道内容からは、日中関係が新たに複雑な段階に進んだことがうかがえる。
』
レコードチャイナ 配信日時:2015年3月1日(日) 8時12分
http://www.recordchina.co.jp/a103336.html
「日本の便座を神格化する必要はない!」と、
日本を援助した中国自慢の技術を紹介
=「よく言った!」
「これには励まされた!」―中国ネット
2015年2月27日、中国メディアの観察者網が、日本の便座を神格化する必要はなく、福島原発事故の際には中国のポンプ車が日本を援助したことを指摘する記事を掲載した。
記事では、最近中国メディアが日本へ行った中国人旅行客が洗浄機能付き便座を競うように買いあさっていることに言及。
しかし、実際には工業技術の面で中国は日本に劣っていることはなく、
「多くの人は知らないが、福島原発事故の際に、日本はわが国の三一重工のポンプ車による援助を頼んできた」
と指摘。
これは「中国工業が日本を超えた歴史的な一幕だ」と自賛した。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「これには励まされた!」
「ついに知恵のある人物が現れたか!」
「よく言った!
中国は外国品崇拝者が多すぎるんだよ!」
「これはいい記事だ!
日本や西側がいかにすごいかというニュースばかりで、こういう記事が少なすぎる。
日本の便座がそんなにいいものなのかよ!」
「日本のエアコン、テレビ、洗濯機などはとっくの昔に中国に追い越された。
便座なんて日本人が自らを慰めるものにすぎない」
「わが国民は前世紀からずっと劣等感を持っているからな」
「長く日本に対してひざまずいてきたからな。
立つこともできなくなってしまったのだ」
「でも客観的に見ると核心技術ではまだまだ劣るのだが」
「自分を卑下してはならないが、おごり高ぶってもならない。
エンジンやベアリング、材料学などではまだまだ劣っている」
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年3月9日(月) 6時20分
http://www.recordchina.co.jp/a103650.html
日本の技術力は退化している、
中国人を引きつけられるのは便座だけ―露メディア
2015年3月4日、環球網によると、ロシアのスプートニクスニュースは3日、
日本の技術力は退化しており、中国人の購買欲を刺激できるのは温水洗浄便座だけだ
とする記事を掲載した。
英デイリー・テレグラフは、中国人観光客が日本のハイテク技術を駆使した温水洗浄便座をこぞって購入していることを中国メディアが批判的に伝えたと報じたが、春節(旧正月)の大型連休中に日本を訪れた中国人観光客の多くがバス・トイレ用品を購入しており、1台2000元(約3 万8000円)を超える便座も含め、その消費額は総額40億元(760億円)に上った。
日本は長年にわたって生活用品市場を独占してきたが、
現在中国人にとって注目に値するのは日本製の炊飯ジャーと温水洗浄便座程度で、
日本の技術は退化していると映っている
という。
中国メディアの批判的な報道内容からは、日中関係が新たに複雑な段階に進んだことがうかがえる。
』
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