2015年2月25日水曜日

日本にだまされるな(3):「韓国はなぜ、抗日戦争勝利を祝うのが気まずいのか」

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レコードチャイナ 配信日時:2015年2月25日(水) 7時29分
http://www.recordchina.co.jp/a103090.html

気まずい韓国―中国メディア

 2015年2月24日、中国のポータルサイト・網易に、
 韓国はなぜ、抗日戦争勝利を祝うのが気まずいのか
と題する記事が掲載された。
 以下はその概要。

 時に人に見られたくないときに限って、他人から声をかけられてしまうことがあるが、韓国人は今まさにこうした苦悩を抱えているようだ。

 毎年5月9日はロシアの戦勝記念日で、赤の広場では厳かな閲兵式が行われる。
 今年は戦後70周年に当たる上、欧米との関係は最悪の状態にある。
 国民の心を奮い立たせるため、今年はより大規模な式典を行うだろう。

 これはもともと、ロシアの事情であるが、ロシアは韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領にも式典への参加を呼びかけている。
 同式典には北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記も出席する可能性があることから、南北の指導者が同じ場所に姿を見せることで、両国の緊張緩和につながるのではとの期待が持たれている。

 しかし、韓国政府は態度をはっきりと示さない。
 大統領府の報道官も尹炳世(ユン・ビョンセ)外相も、これについて明確な回答を避けている。
 実は朴大統領は昨年7月に訪中した際にも、中国から共同で式典を開くことを提案されたが、
 「韓国も式典を準備している」
というあいまいな回答で押し切った。

 メディアでは韓国が米国に配慮したとの見方が伝えられているが、
 実は韓国にとって頭が痛い問題
はこれだけではない。

 韓国人にとってもともとロシアは友人ではない上に、歴史的にも被害を受けている。
 今回のロシアの招待に、韓国の世論は
 「ロシア人がドイツに勝利したことは、韓国人と何の関係があるのか?」
 「ロシアこそが朝鮮半島を南北に分断した張本人だ」
という否定的な立場が多い。
 支持率が低迷し続ける朴大統領が式典に出席するのは、非常に難しい仕事である。

 一方で、
 中国からの誘いは、さらに朴大統領と韓国全体を気まずさの境地に追いやった。
 なぜなら
 韓国は抗日とは一切関係がない
からである。
 当時の朝鮮半島は大日本帝国の一部であり、
 圧倒的多数の半島人たちは中国や東南アジアなどで「皇軍」や「軍属」として戦っていた。
 朴大統領の父親である朴正熙(パク・チョンヒ)は満州国軍の中尉だった。
 彼らはいったい誰に「勝利した」というのか。
 「負けた」というのが正しいだろう。

 朝鮮半島にはもともと李朝という王朝があったが、日本と日韓併合条約を結び、朝鮮半島を売ったのである。
 朝廷は日本の傀儡(かいらい)になり、合法的な正当性はなくなった。
 日韓併合条約は不平等ではあったものの、李朝は「NO」とは言わなかったのである。
 そのため、現在でも多くの日本人が韓国併合は侵略ではないと主張している。

 もともと独立していた半島を、日本の手から解放した者が正当な統治者ということになるが、
 韓国の李承晩はずっと米国にいて抗日にはまったく参加せず
 朴正熙は日本の手先である。
 金日成(キム・イルソン)は中国共産党の支持のもとで日本を叩いたことで(※注:国際的には戦勝国は国民党)、北だけでなく南にもその正当性を認める声がある。
 北朝鮮が「白頭山の血統」を主張するのもこれが理由だ。

 韓国人が光復節を祝い、日本がどれだけ悪かったと訴えるのは問題ない。
 日本人が悪ければ悪いほど、「自分たちにはどうしようもなかった」で済むのだ。
 しかし、「勝利」を祝うとなると、韓国人はおそらくそれほど厚い面の皮は持ち合わせていない
だろう。








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