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サーチナニュース 2015-03-03 09:45
http://news.searchina.net/id/1563597?page=1
「ベトナムのGDPを上まわった!」って
・・・すごいこと?
中国の政治家36人の資産総合計で=中国メディア
中国で3月は「政治の季節」だ。
国会に相当する全国人民代表大会(全人代)と、政府諮問組織である中国人民政治協商会議(政協)が開催され、その年の政策が最終決定されるからだ。
中国メディアの新文化報によると、
★.全人代と政協には、中国でも「上位100位内の富豪」が36人存在し、
その資産総額はベトナムの国内総生産(GDP)をゆうに超える
という。
★.全人代の議員は「代表」と呼ばれ、政協の議員は「委員」と呼ばれる。
いずれも専業とは限らないが、中国中央の政治の場での活動が公認される立場だ。
その意味で「政治家」と言ってよい。
★.政協は、共産党を中心にする「統一戦線」の色合いがあり、1990年ごろには経済人が「委員」になることも珍しくなかった。
全人代には江沢民政権下で「3つの代表」が憲法に盛り込まれたことがあり、2000年代から経済人が代表になることが増えた。
新文化報によると、全人代代表と政協委員のうち、1999年から中国の資産家ランキングを発表している中国誌である「胡潤百富榜」の2014年版で、100位以内に入っている人物が合計36人いる。
うち、
漢能控股集団を率いる李河君氏の資産は1250億元(約2兆3823億円)。
さらにワハハ集団を率いる宗慶後氏、
騰訊公司の馬化騰氏、
百度公司の李彦宏の資産は
いずれも1000億元(1兆9千億円)を超えているという。
★.36人の資産を合計すると1兆2000億元(約22兆8700億円)。
一方で、
★.ベトナムの2013年GDPは1712億2200万米ドル(ドル/円=119円で換算すると約20兆5100億円)
だった。
人民元に換算すれば1兆767億元で、中国中央政界の「富豪36人衆」の資産総額合計は、ベトナムのGDPをはるかに上回っている。
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◆解説◆
李河君氏は1967年生まれ。創設した漢能控股集団は、太陽電池、水力発電所建設、風力発電機など、いわゆる再生可能エネルギー分野の総合企業。
宗慶後氏は1945年生まれ。ワハハは児童向け乳飲料で大成功し、農村や地方小都市などに売り込んだ、外国ブランドより安い「フューチャー・コーラ」も、業界の常識を打ち破ってヒットした。 馬化騰氏は1971年生まれ。騰訊公司(テンセント)は子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、ウェブホスティングサービスなどを提供している。
李彦宏氏は1968年生まれ。百度公司は中国最大の検索エンジンである百度(バイドゥ)を運営している。
中国屈指の富豪である彼らは、宗慶後氏を除き、40代半ばまでの年齢だ。
会社創業も、ワハハ集団の1987年を除き、1990年代末から2000年以降という特徴がある。
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サーチナニュース 2015-03-13 00:07
http://news.searchina.net/id/1565122?page=1
中国で自国首相を<ほぼタメ口報道>
・・・「アニキはカッコよすぎるぜ!」

中国では3月5-15日の日程で日本の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が、3-13日の日程で政府への提言機関である中国人民政治協商会議が開催されている。
李克強首相は政府責任者として全体会議だけでなくさまざまな部会にも出席するなど大忙しだ。
中国メディアの新京報網は、そんな李首相を「アニキ」と呼び、「カッコよすぎるぜ!」などと紹介する、“ほぼタメ口”の一風変わった記事を配信した。
記事はまず、李首相が2つの政治イベント開催中に、どれだけ忙しいかを説明。
掛け持ちの連続となる部会では
「出席者が原稿を読み上げ、最後に総括するのだろうか?
そんなやり方とはもうおさらばさ!」
として、
「アニキは空論やパターン通りの話が嫌いだ。
実際に起きている問題を聞き、場合によっては称賛する」
などと紹介した。
さらに
「アニキは人と打ちとける。
そして、焦点になっている問題からは絶対に逃げない。
そういうスタイルはカッコよすぎるぜ」
と評した。
中国では、日本に行った多くの自国民が温水洗浄機能付き便座を買い求める現象が注目されている。
記事は、
「アニキも知っていたさ。
心が開放されているんだなと言っていた。
ただ、中国企業にレベルアップせよと励ますことも忘れちゃいない。
仲間(中国人)に、飛行機代を節約させるためにね」
などと報じた。
記事はさらに、李首相をごまかそうとしても、その手は通用しないと紹介。
落ち着いてやり返すと説明した。
部会において銀行を「弱者グループ」と表現する発言があったところ、
「弱者グループと言ってよいのは農民だろう」
と反論したという。
中国では経済成長の鈍化を心配する声が高まっている。
李首相はさまざまな部会において
「私たちのマクロ政策の道具箱には、まだ使っていない道具がたくさんある」
などと言って、出席者を安心させたという。
記事は
「どうだい?
アニキの気持ちを分かってくれたかい」
として文章を結んだ。
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◆解説◆
李首相が最重視している政策をひと言で言えば、
★.役人の裁量権の大幅な縮小だ。
例えば許認可事項が多すぎることが産業の発展を阻害し、腐敗の温床になっていると表明し、大胆な改革に取り組んでいる。
一方で、
★.共産党からこれ以上人心が離れたのでは、政権の維持も困難になる
と痛感しているように見える。
習近平政権発足以来、中国では習国家主席の漫画やアニメが紹介されるなど、それまでには珍しかった「宣伝手法」が目立つようになった。
新京報網の上記記事も、李首相のアニメ付きで配信された。
1980年代後半からの中国首相を振りかえると、李鵬首相(首相代理を含めて在任、1987-1998年)は、特筆すべき貢献が少なかったとして、評判はあまりよくない。
1998-2003年の朱鎔基首相は、国有企業の改革を強力に進めた。
一方で、腐敗・不正問題に対しては強い怒りを示して取り組んだ。
手抜き工事による事故現場を視察した際には
「おから工事だ。馬鹿野郎工事だ」
と非難した。
その後「おから工事」の用語が定着した。
腐敗官僚については
「棺桶を100個を用意した。99個は汚職幹部のもの、もう1つは私自身のためだ」
と、刺し違えても撲滅するとの決意を表明した。
さらに、上海市長時代に腐敗撲滅を強力に進めることができた理由として
「オレのケツにクソはついていなかったからだ」
と表現し、不正を行っている者が腐敗撲滅に取り組めるはずがないと強調した。
2003-2013年の温家宝首相は就任当初から「良識ある政治家」として期待された。
大事故や災害が発生した際には、現場に駆けつけ、場合によっては遺族の前で涙を流すなど、庶民派としてふるまった。
しかし、反対派閥の妨害を受けたこともあり実績はそれほど出せず、身内からも不正疑惑が出たことなどもあり「指導力に乏しい首相」との見方も出るようになった。
温家宝首相は胡錦濤前国家主席と並び、李克強首相にとっては「師匠筋」に当たる。
李首相は、温前首相の「庶民とともに歩む」政治スタイルと朱元首相の迫力を合わせた首相像を目指しているように見える。
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