2015年3月8日日曜日

日本の大富豪は韓国や台湾・香港より少い:中国の11%ほど、日本は「成功した若手起業家」の多い国

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 日本の大富豪は親中国の韓国・台湾・香港の数にも届かない。
 何とも貧しい大富豪ということになるが、若くして起業した実業家が大富豪になるチャンズの多い国でもあるようだ。


東洋経済オンライン編集部 2015年03月03日
http://toyokeizai.net/articles/-/62220

日本の大富豪はトルコ、韓国より少なかった!

 3月2日に米経済誌「フォーブス」が発表した
 「The World's Billionaires 2015」
には日本からは24人がエントリーされている。
 この24人は多いのか少ないのか。
 全1826人を国籍でソートしてみた。
 分析してみた。

■ビリオネアは70の国と地域にいる!

 ビリオネア(10億ドル超保有者)がいるのは、70の国・地域。そのうち1人しかいない国は、アルジェリア、アイスランド、ネパール、ベトナムなど12国ある。
 そうした中で、日本の24人は17位だ。

 米国は536人もおり、全体の30%を占めている。
 スポーツ選手やタレントなどへの調査も行き届いていることから人数が多くなっているきらいもあるが、それにしてもいかに金持ちが多いかが分かるだろう。

 東アジアでは中国、香港、台湾、韓国には、日本よりも多くのビリオネアがいる。
 人口比で考えると、日本はビリオネアが少ない国、
ということができそうだ。

■Forbesのビリオネアランキングに登場した日本の24人
順位  氏名   資産額(単位:10億ドル)   

  41    柳井 正       20.2
  75    孫 正義         14.1 
 151     三木谷 浩史  8.7
 174     滝崎 武光    7.6
 265     高原 慶一朗   5.6
 360   毒島 邦雄       4.5
 393  韓 昌祐          4.2
 462  森 章            3.7
 512  伊藤 雅俊      3.4
 534  三木 正浩      3.3
 534  永守 重信      3.3
 737  森 佳子         2.5
1000  重田 康光      2
1105  安田 隆夫      1.8
1173  似鳥 昭雄      1.7
1190  馬場 功淳      1.6
1250  多田 勝美      1.5
1324  笠原 健治     1.4
1415  前澤 友作     1.3
1500  岡田 和生     1.3
1638  福武 總一郎  1.1
1638  田中 良和     1.1
1712  山海 嘉之     1.1
1741  佐治 信忠     1


■40代未満のビリオネアは

 年齢でソートをしても、興味深い表ができあがる。
 なんと40歳未満は46人だけだ。
 そのうちの多くはアメリカ人。
 中国人は2人しかいない。
 その他の東アジアの国も、香港のローレンス・ホーは"2世経営者"だし、台湾、韓国には1人もいない。

 それに対して、日本人は3人の起業家がいる。
 意外な感じもするが、日本は「成功した若手起業家」が多い国なのである。





サーチナニュース  【経済ニュース】 2015/03/10(火) 17:58
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0310&f=business_0310_070.shtml

中国が世界最大の「富豪輸出国」に
・・・10年で7万6000人

 英紙フィナンシャルタイムズの2014年9月14日付報道によると、
★.同年6月時点で不動産を除いて10億ドル以上の資産を持つ人は世界全体で2325人。
 国籍別で最も多いのは
 米国人で571人、
 次が中国人で190人だ。
 以下、
 英国人の130人、
 ドイツ人の123人
と続く。

 中国は世界屈指の“富豪生産国”だが、もう1つの特徴がある。
★.外国に移民したり外国国籍を取得する富豪が多いことだ。
 14年6月までの過去10年間では7万6000人で、中国は世界最大の“富豪輸出国”という。

 中国メディアの参考消息によると、
★.オーストラリアでは、投資経営ビザ申請者の90%以上が中国人
という。
 英国や米国でも同様だ。
 英国に拠点を置き、世界規模で不動産事業を展開するナイト・フランクのリアム・ベリー研究主幹は
 「裕福な中国人は、(外国に)移住したいという究極的な願望がある」
と述べた。

★.2013年までの10年間で、投資や事業展開などを理由に外国に移住したり中国以外の国籍を取得した中国人は7万6000人で、世界で最も多い。
 第2位はインド人で4万3000人、
 第3位はロシア人で1万4000人という。

★.同じ10年間に資産家の移民を最も多く受け入れた国は
 英国で、11万4000人だった。
 シンガポールの4万5000人、
 米国の4万2400人
と続くという。

 ナイト・フランクが発表した同問題についてのリポートは
 「スイスの銀行業界が透明性を向上させたため、『資金の移転先』としての魅力を低下。
 海外に移住した資産家の中に、資金をシンガポール、英国、アラブ首長国連邦に移動させようと検討している人がいる」
と紹介した。



FOCUS-ASIA.COM 3月30日(月)10時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150330-00000009-xinhua-cn

大富豪が急増する中国本土、
米国を上回る自家用飛行機市場になる見込み―香港メディア

 中国新聞網は24日、香港・星島日報ウェブサイトの報道として、エアバス社のマーケティング責任者がこのほど、中国人富豪による自家用飛行機の購入が今後増加するとの見込みを明らかにしたことを伝えた。

 同社が最後に中国本土の客から注文を受けたのは07年で、現時点では本土の客による注文は多くない状況だ。
 しかし、同社のマーケティングディレクター、David Velupillai氏は、中国本土で10億米ドル(約1200億円)以上の資産を持つ富豪が2017年には1040人と12年の2.2倍に増えることから、同地域の自家用飛行機市場の潜在力が米国を上回って世界最大規模であるとしている。

 中国本土の富豪は一般的に、設備の目新しさよりも機内の快適さを求めるとのこと。
 例えば、机上で特別な料理を要求したり、機内でマージャンをしたりといったプライベートなテイストを特に求める傾向にあるとと同氏は語る。

 現在飛んでいる最高級のエアバス330自家用飛行機の値段は2億米ドル(約240億円)だが、提供可能な最高級自家用飛行機であるエアバス380の価格はその倍以上だという。
 中東の富豪が2年前にエアバス380を注文したが、支払い前に別の中東の客に権利が移り、現在まで一部の支払いが完了していないため、まだ引き渡しが実現していないとのことだ。







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