2015年3月10日火曜日

中国 外を見てしまった若者たちの危険性:国内に職がないとき彼らは十分危険な反政府分子になる

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 約9万人の若者が中国に帰っていない。
 中国帰らずとも留学先でやって行かれるという優秀な若者たちなのであろう。
 いわゆる、頭脳流出になる。
 外国でやっていかれるほどの頭脳のないごく普通の学生は帰ってくる。
 しかし、経済が低下する今、そして今後、留学生帰国組の就職は困難になる。
 特に中国からの外資の逃亡が大きな問題になっている状況にあっては就職先は狭められてしまう。
 職を見いだせない帰国組失業者は必然的に下層へと落ちていく。
 こういう若者たちの層が厚くなれば、これが時の政権への不満分子に転化することは明白であろう。
 『新常態』という名で表現される中国の『失われた時代』
へ入りつつある今、ジワジワと内部危険がが蓄積されていく。
 新常態は失業問題との戦い
でもある。
  それは若者たちの上に大きな影を落とし、社会騒動のきっかけになるかもしれない。
 為政者の最大の仕事は失業問題である。


レコードチャイナ 配信日時:2015年3月10日(火) 16時0分
http://www.recordchina.co.jp/a103771.html

14年の中国人留学生、出国者45万人超、帰国者36万人超―中国メディア

 2015年3月6日、中国教育部公式サイトに掲載された統計データによると、
★.2014年、留学目的の中国からの出国者総数は45万9800人
に上った。
 内訳は、
 中国政府が留学費用を負担する国費留学生が2万1300人、
 企業が費用を負担して派遣された留学生が1万5500人、
 自費で留学する私費留学生が42万3000人。

★.同年、海外から帰国した各種留学生は計36万4800人。
 内訳は、
 国費留学生1万6100人、
 企業派遣留学生1万2600人、
 私費留学生33万6100人
だった。
 中国新聞社が伝えた。

 2014年と2013年のデータを比べると、中国からの留学生は、出国者・帰国者いずれも、さらに増加している。
 出国した留学生は4万5900人(11.09%)、
 帰国留学生は1万1300人(3.20%)、
それぞれ増加した。

 1978年から2014年までの間に、中国から海外に出た各種留学生の総数は351万8400人に達した。
★.2014年末の時点で、留学生として出国し、海外で学ぶ中国人の数は170万880人
に上り、
★.うち108万8900人は、海外各地で各レベルの学習や研究
に取り組んでいる。
 海外留学から帰国した中国人の総数は、改革開放以後、180万9600人に達した。
 中国に帰国してさらなるキャリアを積んでいる留学生は、全体の74.48%を占める。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)



サーチナニュース 2015-04-06 15:51
http://news.searchina.net/id/1568505?page=1

大気汚染が理由?
・・・「北京語言大学」が東京に分校開校!
中国ネット民「死にやしないのに」=中国版ツイッター

 中国で外国人の中国語習得、中国文化学習に力を入れている北京語言学院が先日、東京・池袋に「北京語言大学東京学院」を開校、1回目の入学式が行われた。

 日本メディア・共同通信は5日、中国語版ツイッター・微博(ウェイボー)上で中国ネットユーザー向けにこのニュースを紹介。
 そのなかで学校関係者が
 「中国の大気汚染などの問題でますます多くの日本人保護者や学生が中国人留学をためらっている。
 このため、学校がすすんで日本に分校を開いた」
と語ったことを伝えた。

 この学校関係者のコメント内容に対して、微博ユーザーからは
 「スモッグかよ」、
 「スモッグに1時間半さらされたって死にはしない。
 ガタガタ言いやがって」、
 「日本には放射能汚染がある。
 中国のほうが安全じゃないか」、
 「今日見たなかで一番笑ってしまったニュース」
といった冷ややかな意見が多く寄せられた。

 また
 「全く新しい生活環境で独立した生活能力を高め、異国文化を肌で感じるなかで知識を増やすのが留学。
 自国での『留学』でこれらを満たせるのか?」、
 「中国の大学は国外進出を加速させているな」、
 「中国の大学は日本人のために本当にいろいろ考えてるなと言わざるを得ない。
 でも、今の状態では社会が協力してスモッグをどうにかすることが、国外で学校を運営するよりもはるかに重要だ」、
 「ここにも共産党支部ができるのだろうか」
といったコメントも出た。

 一方、
 「大阪に3カ月住んだら、北京で治らなかった慢性の咽頭炎が知らぬ間に治った」、
 「正直、東京には中国人が多いから、日本の学生は留学と同じような言語環境を体験できると思う」
など、学校関係者の意見に理解を示すユーザーもいた。

 もちろん、学校側は大気汚染で日本人が中国留学を躊躇しているとの理由だけで日本に学校を設置したわけではないだろうが、実際にためらっている人がいるというのも事実だろう。
 ただ、現地で生活するからこそ、言葉や文化以外のさまざまな部分で学び、感じ取れるものもある。
 学校側も3年次に1年間の留学を奨励しており、その申し込みは出願時のみ可能であることがウェブサイトに記されている。


 この分校の目的は、
 日本人用なの、それとも中国人用なの


レコードチャイナ 配信日時:2015年5月28日(木) 14時14分
http://www.recordchina.co.jp/a109726.html

行ったきりの片道切符、優秀な人材の海外流出に頭を悩ます政府―中国

 2015年5月24日、参考消息網によると、
 博士課程留学生の大多数は帰国を望まず、
中国は魅力を増す方策が必要となっている。

 大量の留学生を世界に送り込んで来た中国。
 中国経済の成長に伴い、学士卒業者の帰国は増加が続いている。
 21世紀に入って以来年間の帰国者数は30倍にまで増加、現在は留学生の約半数が帰国している。

 一方、海外で博士課程を修了した大学院生の多くは帰国を望まず海外での生活を希望している。
 どうすれば優秀な人材に帰国してもらえるか、中国政府は頭を悩ましている。
 博士号取得者の待遇改善を進めるなど対策を進めているが、根本的な解決策はただ一つ、中国の魅力を増すことだけだ。
 中国は世界で最も活力のある国の一つ、問題を解決し魅力を増せば前途ある中国人を引きつけることができるだろう。






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