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サーチナニュース 2015-04-20 22:21
http://news.searchina.net/id/1570482?page=1
「F-35」開発スケジュールに遅れ?
・・・「ALIS」に技術的難題か=中国メディア
中国メディアの環球網は17日、米国メディアのディフェンスニュースの報道を引用し、
米軍が開発中のステルス戦闘機「F-35」について、自律型ロジスティクス情報システム「ALIS」に技術的な難題が浮上したとし、F-35の開発スケジュールが大幅に遅れる見通しだと報じた。
記事は、
★.F-35の自律型ロジスティクス情報システム「ALIS」について、
戦闘機が故障した際、故障した部位を正確に把握し、戦闘機の維持・補修の効率を向上させるシステムである
と紹介。
さらに、
★.「ALIS」がメンテナンスを簡易にすると同時に補修効率を高める役割から「技術的イノベーション」として見なされ、大きな注目を集め、高い評価を得てきたシステム
だと伝えた。
一方で記事は、実際のテストにおいて「ALISは想定ほど優れたシステムではなかった」とし、米フロリダ州にあるエグリン空軍基地の関係者の発言として「ALISの誤検知率が80%にも達した」と伝え、現状のままではF-35のメンテナンスを簡易にするどころかむしろ効率を悪化させると報じた。
続けて、F-35の開発計画の責任者であるクリストファー・ボグダン米空軍中将が「ALISはF-35にとって必要不可欠な要素」と述べたことを紹介し、米軍はALISの技術的難題の解決に向けて優先的に取り組む方針だと紹介する一方、「解決にはまだ時間がかかる見通し」と論じた。
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サーチナニュース 2015-04-21 22:21
http://news.searchina.net/id/1570694?page=1
「F-35」戦闘機に「対レーダーミサイル」搭載?
・・・実現すれば重大な変化!=中国メディア
中国メディアの中国新聞社は17日、中国国防科技信息網の報道を引用し、米海軍の情報提供依頼書(RFI)によれば、先進対電波源誘導ミサイル(AGM-88E AARGM)の射程を延長した「AARGM-ER」が「F-35」戦闘機に搭載される可能性があると報じた。
記事は、F-35戦闘機には現有の対レーダーミサイルが搭載できないとしつつも、AARGM-ERがF-35戦闘機に搭載されることになれば「極めて重大な変化である」と主張。
さらに、米海軍はさらなる射程の延長を求めていると論じた。
続けて、RFIでは米海軍がAARGM-ERを遅くとも2022年には配備したいと考えていることが分かったとし、「固体推進剤」をしようしないエンジンについても興味を示しているものの、米海軍は固体推進剤ロケットエンジンを使用する可能性があると論じた。
また記事は、AARGM-ERは2016会計年度における新プロジェクトであり、16年から20年にかけての5年間で2億6700万米ドル(約319億円)の予算が投じられると紹介。
さらに、AARGMは全長13インチ(約3メートル96センチ)に達し、「F-35A」や「F-35C」のウエポンベイ(使用時のみ扉を開閉して投下する、機体内部に設けられた爆弾庫)ぎりぎりのサイズであるうえ、ウエポンベイに格納するには翼幅が大きすぎると指摘した。
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サーチナニュース 2015-04-23 22:21
http://news.searchina.net/id/1571111?page=1
中国軍が警戒!
「米海軍が『F-35』戦闘機の新型ミサイル開発を決定」=中国メディア
中国国防科技信息網(国防科技情報ネット)はこのほど、米国専門紙の情報などにもとづき、米海軍が2022年までに、「F-35」戦闘機が搭載できる対レーダーミサイル「AARGM-ER」の開発を決めたと報じた。
米軍側が中国海軍の増強を強く意識しているのは確実だ。
AARGM-ERはF-35に内蔵される。
配備されれば、米空母部隊はステルス機のF-35を発進させ、相手側に気づかれずに相手艦隊の「レーダーの目」をふさぐことが可能になる。
「AARGM」は、米海軍が1980年代に導入を始めた「AGM-88」のシリーズに属する。
AGM-88は比較的初期のA型からD型まではHARM(High-Speed Anti Radiation Missile/高速対電波輻射ミサイル)と呼ばれ、新しいE型はAARGM(Advanced Anti-Radiation Guided Missile(進化型対電波輻射誘導ミサイル)と呼ばれる。
★.AGM-88は攻撃目標が発するレーダー関連の電波を探知して進路を決める対地/対艦ミサイルだ。
飛行速度はマッハ2程度と高速だ。
それでも目標がレーダーの作動を止めた場合は命中精度の低下が避けられないが、相手側の「戦闘の目」を閉じさせることになる。
★.AGM-88は自軍と相手側のレーダーを識別する。
つまり誘導装置には自軍側レーダーの情報もインプットされており、相手側の手に落ちると、自軍側のレーダーの情報を解読されてしまうと考えねばならない。
そのため誘導装置は、着弾にともない確実に破壊されるよう設計されているという。
米空軍は2016年末に「F-35A」を、米海軍は18年初頭に「F-35C」を配備する計画だ。
AARGM-ERははAARGM(AGM-88E型)の改良型で、これまでは90キロメートル程度だった射程がさらに伸ばされるという。
AARGM-ERはF-35A/Cのウエポンベイに内蔵される。
F-35Cが武器類を懸架方式で装着した場合、ステルス性能の低下は避けられない。
中国国防科技信息網はAGM-88シリーズがF-35に内蔵可能になることについて「重大な変化」と表現した。
★.中国は「中華版イージス艦」を次々に配備しているが、「レーダーの目」をふさがれてしまえば、もはや戦闘はほとんど成立しない。
それだけに、中国軍はAARGM-ERに大きな関心を持っていると考えられる。
記事はAGM-88シリーズについて、長さの面ではF-35に内蔵する「限界」であり、幅の面では「すでに大きすぎる」と指摘し、弾頭部分やエンジン、翼部分などが全面的に変更される可能性が大きいとの見方を示した。
中国国防科技信息網は、中国核科技信息与経済研究院、中国航天工程咨詢中心、国航空工業発展研究中心など、中国の国防科学技術分野の重要7機関が共同運営しており、中国では権威の高い軍事技術情報サイトとされる。
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